当社のコアテクノロジーである押出成形技術を駆使した押出ハニカム等のフィルターをご提供します。用途や予算に応じて最適な形状や材質を設計して提案いたします。
お客様が支給する原料や新規の原料を用いてフィルターに加工する委託成形のご相談にも応じますので、お気軽にお問い合わせください。
フィルターに添加する機能材料の一例
触媒、活性炭、ゼオライト、セラミック、シリカ、シリカゲル、MOF(Metal-Organic Framework、金属有機構造体)、光触媒、酸・アルカリ等の薬剤、抗菌剤、抗ウイルス剤
※その他の材料もご相談に応じます。
フィルターの用途
①脱臭
対象ガスの一例
硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイド、ジメチルジサルファイド、アンモニア、トリメチルアミン、テルペン類、脂肪酸(プロピオン酸、ノルマル酪酸、吉草酸etc.)
アルデヒド類(アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、イソバレルアルデヒド、ヘキシルアルデヒドetc.)
用途の一例
厨房排気、調理機器、調理家電(オーブン、グリル)、冷蔵庫、エアコン、空気清浄機、下水処理施設、工場の切削油臭
②有害ガス除去
対象ガスの一例
オゾン、NOx、硫化水素等の腐食性ガス、ホルムアルデヒド、シラン、アルシン、ホスフィン
用途の一例
半導体製造工程の余剰オゾンの除去、紫外線(UV)ランプで発生するオゾンの除去、オゾン分解触媒脱臭、石炭火力発電所の排煙脱硝、硫化水素によるプリント基板(電子回路基板)の腐食防止、ホルムアルデヒドによるシックハウスの防止、半導体工場の除害装置
③二酸化炭素(CO2)の吸着
用途:DAC(Direct Air Capture、直接空気回収技術)用フィルター担体
フィルターの構造と種類
お客様の用途、制約条件、ご要望に合わせて、最適な種類のフィルターを選定して提案いたします。
1)ハニカムフィルター(押出ハニカム、コルゲートハニカム)
ハニカムは英語でハチの巣という意味であり、ハチの巣は正六角形が隙間なく並んだ構造体ですが、工業的には三角形や四角形のものもハニカムと呼ばれます。
他の形状や構造体と比べると単位体積当たりの表面積が極めて大きいためガスとの接触効率が高く、圧力損失(空気抵抗による空気圧の低下)は低く抑えることができるという利点があります。
特に設置するスペースが限られていてファンの静圧に制約がある中でも高いガス処理能力が必要なときに力を発揮します。
押出ハニカムは焼成によって有機物を焼き飛ばして不燃性の無機物にすることで、耐熱性や耐薬品性が必要な用途に用いることも可能になります。
押出ハニカム
コルゲートハニカム
2)シート状フィルター
柔軟性がある発泡ウレタンシートに機能性材料がコーティングされたフィルターです。耐熱性は低いですが大面積のフィルターに成形することが容易であり、ガス処理だけでなくミストや粉じんの除去機能も併せ持ちます。
3)金属メッシュ状フィルター
金属がメッシュ状に積層された構造に機能性材料がコーティングされたフィルターです。耐熱性が必要な用途に適しており、ガス処理だけでなくミストや粉じんの除去機能も併せ持ちます。
4)ペレット
吸着材(活性炭)や触媒が大量に消費される用途に適しています。他の構造体と比較すると圧力損失は高くなります。